屋根の雨漏りの原因は棟にある?棟についての基礎知識と雨漏りとの関係【茅ヶ崎市・藤沢市の外壁塗装・屋根工事はかなえるへ!】
みなさん、こんにちは!
茅ヶ崎市・藤沢市に地域密着の屋根工事・外壁塗装専門店 かなえるです!
屋根の「棟」と聞いて、パッと場所がわかる方はどのくらいいるでしょうか。
「棟」は、屋根から雨漏りが見られる場合に、最初に確認してほしい部分です。
今回の記事では、屋根の棟に焦点を当て、その簡単な特徴や種類、そして雨漏りが発生した時の対策についてご紹介します。
目次
□屋根の棟ってどこのこと?
1:屋根の棟とは
屋根の棟とは、屋根が交差して山型に稜線になった部分のことです。
最もスタンダードな切妻屋根では、家屋の上に「へ」の字型の屋根が乗っていますが、その頂点部分に位置しています。
2:屋根の棟の種類とその特徴
・大棟
大棟は、屋根の最上部に位置する棟で、切妻屋根の頂点にあたります。
別名「陸棟」とも呼ばれ、鬼瓦や装飾瓦が端の部分についている部分と考えると、イメージしやすいです。
・降棟
降棟は、寄棟屋根や入母屋屋根などに見られる棟で、大棟の端から屋根の四隅に向かって落ちていく形式です。
上から見ると屋根の区切りのように見えます。
寄棟屋根は洋風・和風、どちらの家にも合うとされているため、隅棟が設けられている屋根は全国にたくさんあります。
・稚児棟
稚児棟は、日本建築独特の棟で、隅棟の先についている短い軒です。
一般家屋に見られることはあまりありませんが、寺社仏閣をはじめとする建物の屋根には稚児棟がついている例がよく見られます。
お城の天守閣にも、稚児棟は見られるため、興味のある方は確かめてみてください。
□雨漏りが発生しやすい屋根の棟とその対策
屋根の棟は、雨漏りを防ぐ重要な役割を担っていますが、その反面、経年劣化や外的要因によって、雨漏りが発生しやすい箇所でもあります。
ここでは、2つの屋根について、雨漏りの原因と対策を解説します。
1:スレート屋根の棟からの雨漏り
スレート屋根の棟では、棟板金の釘の浮きや飛散・棟板金の劣化などが雨漏りの原因です。
釘が浮いてしまっている場合は、釘やビスを打ち増しすることで、飛散してしまった場合は、新しい棟板金を取り付けることで対応できます。
2:瓦屋根の棟からの雨漏り
瓦屋根の棟では、漆喰の剥がれ・棟瓦の崩れなどが雨漏りの主な原因です。
漆喰が剥がれてしまった場合は、漆喰の詰め直しを、棟瓦が崩れてしまった場合は、棟の取り直しが必要です。
□まとめ
屋根の棟は、屋根の構造を支え、雨漏りを防ぐ重要な役割を担う、屋根の頂点部分のことです。
棟には、大棟・降棟・稚児棟など、形状や位置によってさまざまな種類があり、それぞれの役割や特徴を理解しておくと、雨漏りの時に役立ちます。
スレート屋根や瓦屋根の棟は、経年劣化や外的要因によって雨漏りが発生しやすい箇所です。
定期的な点検と適切な補修を行い、屋根と棟の状態を把握しておくことで、雨漏りを事前に防げます。
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