2液タイプの塗料とは？【藤沢市・茅ヶ崎市の外壁塗装・屋根工事はかなえるへ！】

みなさん、こんにちは！

茅ヶ崎市・藤沢市に地域密着の屋根工事・外壁塗装専門店　かなえるです！

日に日に寒～くなっていきますね。

お布団でぬくぬくしているとなかなか起きられなくなってきた

今日この頃です。

皆様いかがお過ごしですか？

さて、今日は2液タイプの塗料についてお話しますね。

塗料には1液タイプのものと、2液、場合によっては3液塗料とよばれるものがあります。

簡単にいえば、読んで字のごとく

2液タイプであれば1液タイプと違い単純に塗料缶が2缶必要になる塗料です。

3液タイプであれば塗料缶が3缶になる塗料です。

主剤である1缶の液体に対し、硬化剤と呼ばれる別の液体を混ぜ合わせて使用します。

基本的に硬化剤は主剤とセットで販売されており、

主剤だけで使用すると硬化・乾燥しないので、硬化剤は必須になってきます。

2液タイプの塗料は混ぜると、混ぜた瞬間から硬化が始まります。

もともとはすべてこの2液タイプでした。

混ぜた分を使い切るまでの時間が限られていることと、きっちり計らなくてはいけないので

手間がかかります。

ですが、一般的に同じグレードのものであれば1液タイプよりも2液タイプのほうが

耐久性が高くなる傾向にあります。

少しマニアックな話になりますが

合成樹脂はもとは小さな単位（分子量）がもとになっていますが

一般的に大きな分子量にするほど性能が高まっていきます。

ただし大きくすると塗料樹脂の粘度が高くなり塗料の状態にするために

過剰な揮発成分を必要としたり、作業性が悪くなります。

そこで塗料状態では作業しやすいように比較的小さい分子の樹脂で製造し、

使用するときに硬化剤として第二成分を混合して使用するという考え方です。

硬化剤は樹脂の小さい単位を乾燥過程で反応でつなぎ合わせる役目をし

乾燥塗膜は大きな分子の樹脂で塗膜となるため、

1液では得られない性能が発揮されることになります。

また、硬化剤のなかにはばねのように伸び縮みするもので塗膜の柔らかさをだしたり

三角状につなぎとめ動きを固定させて強靭なタフな膜を作ることもできます。

ちなみに2液タイプの塗料でも温度は関係しており

硬化剤を反応させるためには温度が影響します。

温度が高いほど早くなり、低いほど遅くなります。

特に5℃以下では極端に反応しなくなりますので注意が必要です。

いかがでしたか？

2液タイプの塗料は手間はかかるけど多少もちはよくなる傾向にありますね。

できれば金属部などは2液タイプを使いたいところではあります。