窯業系サイディングの塗装はいつ必要?劣化症状や適切な時期の見極め方
みなさん、こんにちは!
茅ヶ崎市・藤沢市に地域密着の屋根工事・外壁塗装専門店 かなえるです!
窯業系サイディングの外壁は、日本の戸建て住宅で最も多く採用されている外壁材の一つです。
耐久性が高いことで知られていますが、経年劣化は避けられず、いつまでも美しい状態を保つためには適切なメンテナンスが必要です。
今回は、窯業系サイディングの塗装について、いつ必要なのか、劣化症状の見極め方、適切な時期の判断方法などを解説していきます。
費用対効果を重視しながら、長く安心して住み続けたいと考えている方の参考になれば幸いです。
目次
窯業系サイディングの塗装の必要性とは
窯業系サイディングは、セメントと繊維を混ぜて板状に成形した外壁材です。
デザインや色のバリエーションが豊富で、耐火性や耐久性に優れていることから、多くの住宅で採用されています。
しかし、どんなに優れた素材でも、経年劣化は避けられません。
紫外線や雨風、気温の変化などにさらされることで、徐々に表面が劣化していきます。
1: 美観の維持
窯業系サイディングの塗装は、外壁の美観を維持するために欠かせません。
長年使用していると、塗膜が劣化し、色あせやチョーキング(白い粉がつく)が発生することがあります。
塗装によって、これらの劣化を解消し、建物の美観を回復させることができます。
2: 防水性能の向上
窯業系サイディングは、セメントを主成分としているため、吸水性があります。
そのため、塗装によって外壁に防水層を形成することで、雨水の浸入を防ぎ、建物の寿命を延ばすことができます。
3: 耐久性の向上
窯業系サイディングの塗装は、外壁材の耐久性を向上させる効果もあります。
塗膜は、紫外線や雨風から外壁材を保護し、劣化を遅らせる役割を果たします。
窯業系サイディングの劣化症状と塗り替えのサイン
窯業系サイディングの劣化症状には、以下のようなものがあります。
1: チョーキング
外壁を触ると粉がつく現象です。
これは、塗膜が劣化し、顔料が剥がれ落ちている状態です。
チョーキングが発生すると、外壁の防水性能が低下し、雨水が浸入しやすくなります。
2: 苔藻の発生
外壁に緑色の苔や黒色の藻が発生している状態です。
湿気が多く、日当たりの悪い場所に発生しやすいです。
苔や藻は、見た目だけでなく、外壁の汚れや腐食の原因となります。
3: 塗膜の剥離・膨れ
塗膜が剥がれ落ちたり、膨らんだりしている状態です。
これは、塗膜の劣化や下地の腐食などが原因で起こります。
塗膜が剥がれると、外壁材が直接雨風や紫外線にさらされるため、劣化が加速します。
4: ひび割れ
外壁に細かいひび割れが発生している状態です。
これは、地震や地盤沈下などの外的要因や、経年劣化による収縮などが原因で起こります。
ひび割れは、雨水の浸入経路となり、外壁材の腐食を招く可能性があります。
5: サイディングの反り
窯業系サイディングが反っている状態です。
これは、湿気や温度変化によって、サイディングが膨張したり収縮したりすることで起こります。
反りが進むと、サイディングが割れる可能性があります。
6: シーリング材の破断
外壁と外壁の継ぎ目に使われているシーリング材が、劣化して切れてしまっている状態です。
シーリング材は、防水性を保つ重要な役割を担っています。
シーリング材が破断すると、雨水が浸入しやすくなり、外壁材の腐食の原因となります。
これらの劣化症状が見られる場合は、塗り替えを検討する時期です。
放置すると、外壁の劣化が進行し、修理費用が大幅に高くなる可能性があります。
まとめ
窯業系サイディングの塗装は、美観の維持、防水性能の向上、耐久性の向上など、様々なメリットがあります。
適切な時期に塗装することで、建物の寿命を延ばし、安心して住み続けることができます。
劣化症状を見つけた際は、早めに対処することが重要です。
専門業者に相談し、適切なメンテナンスを行うようにしましょう。
そろそろ塗装工事や屋根工事をやろうかなあと漠然とお考えの方は
早めに準備を始めてはいかがでしょうか?
ゴリゴリした営業は基本的にあまり好きではないのでしません。
まずはご自宅の状態がどんな感じなのかを知り、
知識を付け、リフォームに備えていただくことがよいと思います。
お気軽にお問い合わせください。
お待ちしております!